受け容れて  ♯20 2007.3.15

 久しぶりに風邪をひいて熱がでました。お客様やスタッフにうつしてもナンだし(ホントはサボリたいだけという噂もあるケド)一週間近く家にこもっておりました。長引く風邪が流行っているようです。皆様も気をつけてくださいね!
 そんなおこもりの日々の中で、もちろん熱があるときは床についていましたが、少しずつ良くなってきて寝てばかりいるのが辛くなってきた頃、本を読もうとしました。が、熱のせいでアホに拍車がかかったのか、全然頭に入って来ない・・・。結局ソファに横になってテレビをつけて見ていました。
 いろいろな番組をただただ流して見ていたのですが、自分の道を極めるために、すごく努力や研鑽を重ねている人のドキュメントなんかも多くて、見ながら涙したり・・・。情熱大陸とかね、大好きです。すごいな〜と感心したり感動したり。その反面、でもでも違う価値観もアリだよな、と感じたり。
 一生懸命物事に取り組んで道を極めていく、それはある意味とてもわかりやすくて多くの人に理解共感される、素晴らしい生き方です。見ている人に感動や勇気を与えてくれ、気持ちを前向きにさせてくれる。素敵で憧れてしまいます。名をなしている人、達人、成功者。スゴイことです!
 ところが私なんぞは、それをすればするほど気持ちがキリキリしてきて、情けないかな人にも自分にもやさしくなんて出来なくなってしまうのです。はい、小者です、認めます!
 この仕事をしてきて「心が安らいでいること」それが幸せの定義だというのが私の到達したひとつの価値観です。どちらがいいということではないのですが、真逆のありかた、「受け容れて、受け容れて生きていく」ということも、またいいのでは、と思っています。これもこれでけっこう難しいんですよ!しかもわかりにくく評価されづらい在り方でもあります。が、かなり価値ある生き方だと思っています。自分を、もっともっとと追い立てず、ありのままの自分でできることをやっていく、目の前にやってきたことを有り難く受け取って大切にしていく。若い頃は(若くなくなっても、でしたが)私も、自分が欲しいのはこれではない、あれが欲しいんだ!と頑張って頑張って求めていました。それも勿論必要でした。今は逆をせざるをえなくなった!(必要に応じて両方ミックスしてもいますが )何よりもかによりも、自分にも周りにもやさしくおおらかにいられるというのは、私的にはかなりステキなことだと思っているのです。
 できない自分、弱い自分、カッコワルい自分、それを受け容れるのは結構タイヘンだったりしますが、そのうえでできることってあるはずなんですよね。それを誠意をもってやっていけばいいんじゃないでしょうか。
そうそう見ていたテレビで奥田民生も歌ってました。(彼のドキュメントもやってて、これも見た!かなりグッときました)
  〜充分休んでから行こう いちいち道草して行こう 残りの福をみなもらおう〜
ちょっと力を抜いていきません?ゆっくり丁寧に生きたいなーなんて思っている今日この頃です。

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